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福井の観光映像メディアサイトFUKUI-RECSができるまで【企画・ネーミング・ロゴ・サイトデザイン】

ページ数 | 3 ページ |
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制作期間 | 2 ヶ月 |
公開日 | 2024/4 |
担当領域 | 企画、ディレクション、デザイン、コーディング |
URL | https://fukui-recs.com/ |
トコトコデザインが自主制作し、企画・運営しているのが、福井県の観光映像メディアサイト「FUKUI-RECS(フクイレックス)」です。
今回は、FUKUI-RECS制作の裏側として、アイデアのきっかけ、企画の狙い、制作の流れ、運用のポイントを詳しくご紹介します。
目次
FUKUI-RECS 公開までのスケジュール
FUKUI-RECSの制作は、着想から公開まで約2ヶ月という短期集中プロジェクトでした。通常、ホームページ制作には3ヶ月程度、メディアサイトとなればさらに期間を要しますが、今回は北陸新幹線の敦賀延伸開業日に合わせるため、駆け足での公開となりました。
自主制作では「思い立ったらすぐやる、完璧を目指さない」というのがマイルール。

ここからは、アイデアのきっかけから企画のねらい、デザイン制作から公開に至るまでの裏側をさらに詳しく紹介します。
FUKUI-RECS制作のきっかけ
トコトコデザインは、もともとホームページ制作がメインの仕事をしています。
しかし、掲載する写真や動画のクオリティがサイト全体の完成度にも直結するため、自然と写真撮影・動画制作のサービスを提供するようになりました。
写真や映像撮影はもともと趣味でもあり、制作会社時代には撮影ディレクションの経験もありました。ありがたいことに、当時担当していたWeb制作案件から映像制作をご依頼いただく機会も増えていきました。
2024年に拠点を福井に移し、撮影テストのために県内を回るうちに、福井県の魅力に触れ「もっと深く知りたい」という思いが強くなりました。
そういった経験が「FUKUI-RECS」のアイデアにつながっていきました。
これらの思いが結びつき、一気に全体像が広がっていきました。アイデアは手書きノートに書き出し、サイトの構成イメージもざっくりとスケッチしました。


企画|サイトの目的とターゲットを整理する
サイト制作では、まず企画をしっかり練ることから始めます。課題を整理し、サイトの目的とターゲットを明確にすることは、クライアントワークでも同様に重要です。このプロセスを経ることで、制作途中で方向性がブレるのを防ぎます。
FUKUI-RECSの目的は、前項で挙げたきっかけとなる「課題の解決」に集約されます。
サイトの目的1:福井県内での映像+ウェブ案件の受注
映像や写真のクオリティは、ホームページのクオリティに直結します。TOKOTOKO DESIGNの強みである「ウェブ+ブログ+映像制作」をアピールすることで、案件獲得につなげます。
サイトの目的2:映像写真のスキルアップ
プロとして成長するためには、「企画→撮影→編集→公開」のサイクルを繰り返すことが不可欠と考え、このサイクルを持続的に回し続けるために、観光映像メディアサイトとしてコンテンツ化。結果としてモチベーションの維持にもつながっています。
サイトの目的3:福井の魅力を知り、発信する
TOKOTOKO DESIGNのポリシーである「自分の五感で感じたものをクリエイティブに落とし込むこと」を実践し、スポットの魅力を深く掘り下げた上で発信します。
サイトのターゲット像
ターゲットを設定するのは、届けたい人を具体的にイメージすることで、発信内容を“その人に刺さる”ものにするため。観光メディアに限らず、サービスやプロジェクトを立ち上げるとき、つい「誰にでも届けばいい」と考えてしまいがちですが、結果的に「誰の心にも強く刺さらない」ものになってしまいます。
観光客向けに、スポットのイベント情報や駐車場・アクセス情報などを掲載し、観光事業者向けにはホームページ制作のお問い合わせ導線も設けています。
企画|サイトのネーミングを考える
「FUKUI-RECS(フクイレックス)」のネーミングは、「ティラノサウルス」→「T-REX」から、「FUKUI-RECS」(RECは「record(録音、録画、記録)」を略した言葉)と決定しました。
FUKUI-RECSに決まるまでに、いくつかのボツ案もありました。
FUKUI-RECSに決めたポイントは、次の通りです。
運用する人の思いや愛着のあるワードを入れる場合もありますが、今回はブランド性とSEO対策のバランスをとった案になりました。
「ティラノサウルス」→「T-REX」から、「FUKUI-RECS」(RECは「record(録音、録画、記録)」を略した言葉)と決定しました。
「T-REX」のように、大きなメディアサイトに成長させたいという思いを込めています。

北陸新幹線の敦賀延伸に合わせ、福井駅前に恐竜モニュメント(ティラノサウルス)が登場するタイミングでもあったこと、そして福井が「恐竜王国」として知られていることも、恐竜モチーフを選んだ理由です。
私自身が映画『ジュラシック・シリーズ』のファンであることもあり、この後に解説する「キャラクター」は恐竜が良いと考え、サイトのネーミングも恐竜関連で統一することにしました。

企画|デザインの方向性を考える
デザインの方向性を決める、いわゆるデザインコンセプト設計やクリエイティブディレクションも、アイデア出しの段階から考えていました。
ターゲットである「観光にSNSを積極的に利用する若年層」に響くデザインを目指しました。
「地味にすごい福井」など、何かと控えめな印象のある福井の観光プロモーションに対し、あえてド派手なデザインで差別化を図る狙いがありました。
目立たないための迷彩をあえて派手な配色にするという矛盾も面白いと考え、トレンドのネオンカラーやアニメーションを取り入れた、ポップで明るいイメージに仕上げました。
極端なデザインはクライアントワークでは避けられがち。自主制作だからこそできる尖ったデザインに挑戦しました。

企画|オリジナルキャラクターを考える
当初のアイデアから、観光スポットのガイド役として、SNS展開でも活躍するキャラクターを考えていました。


結局イラスト案はボツになり現在の骨格標本になりました。

制作|サイトの構成を作る
アイデア出しで大まかなイメージができたら、次はFigmaを使ってサイトの構成(ワイヤーフレーム)を作成します。サイトの構成を作る際のポイントは、情報の優先度と必要な機能を明確にすることです。受託案件でも、このワイヤーフレームをクライアントと共有し、認識をすり合わせます。公開に間に合わせることを最優先に、機能は必要最低限に絞り込みました。


まだ投稿数が少なかったため、まずは「公開を最優先」にし、細かい機能などは一旦後回しに。

制作|ロゴデザインを作る
ネーミングとサイト全体のデザインコンセプトが決まったら、ロゴデザインに取り掛かります。


「RECS」→「record(録音、録画、記録)」を略した言葉」という意味を強調するため、録画中を示すアイコンの「赤い丸」をアレンジして加えました。

制作|サイトデザインを作る
いよいよ、Figmaでサイトデザインを制作していきます。

サイトデザインでは、テーマである「派手さ」をどう表現するかがポイントでした。
カラフルなネオンカラーを取り入れつつ、文字を読ませるメディアサイトとしての機能性とのバランスを意識してデザインしました。
また、全体の印象を引き締めるために、黒を使った配色も採用。
派手さと可読性の相反する特性をうまく融合させることで、FUKUI-RECSらしいポップで目を引くデザインに仕上げています。

運用|投稿の流れ
メディアを継続的に運営していくためには、企画から制作、公開までの流れを仕組み化することが欠かせません。特に地域や観光をテーマにした情報発信では、撮影・編集・記事化といった多くの工程が関わります。ここでは、FUKUI-RECSにおける「投稿までの流れ」を整理してご紹介します
3時間撮影して、完成するのはわずか3分の映像。


動画と合わせて、福井県内外の人へ向けた観光記事を作成。インスタマガジンとしても運用しています。


インスタグラム運用をイチから学び、投稿の型を作るだけで、膨大な時間を費やしました。1スポットの投稿には、朝から晩まで丸2日かかることもあります。

福井県観光事業者向けのホームページ・映像制作ご相談ください
FUKUI-RECSは、福井の魅力を映像を通じて発信するメディアです。取材から撮影、編集、公開までを一貫して担い、地域の魅力をありのままに伝えることを大切にしています。効率や分業だけでは得られない、作り手の視点と想いを込めたコンテンツを、これからもお届けしていきます。
また、トコトコデザインでは福井県の観光事業者さま向けに、ホームページ制作や映像制作のご相談も承っています。Webと映像を組み合わせた発信をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。