- Web制作
未経験からWEBデザイナーになる方法【準備・学習方法・転職活動】
2021/08/18
2023/07/27

今回紹介するのは次のようなキャリアパスを目標としたロードマップです。
もし自分がまた未経験からWebデザイナーを目指すならどんなステップを踏むかを考えて解説します。

目次
よくあるお悩みに結論
デザインとコーディング両方やるべき?
【結論】デザイナーも最低限のコーディング知識は持っておくべき
実際の業務では、デザイナーがデザインデータを作成しコーダーに渡します。デザインデータはWebサイトの設計図です。そのためデザイナーがコーディングを理解していないと次のような問題が起こります。
ただし、実際の業務では大抵分業化されているのでデザイナーが実務でコーディングをする必要はありません。上記のような問題を避けるために、最低限のコーディング知識は持っておきましょう。
私の場合は、将来的なキャリアプランを考え『デザインも実装も両方できる』を目指しました。最低限のコーディング学習をした後、実務を通して徐々にスキルアップしていきました。自分のキャリアプランに合わせて学習していきましょう!

独学かスクールか?
【結論】独学でも問題なし
独学が向いているか、スクールが向いているかは人によりますが、私の周りのデザイナーの多くは独学のデザイナーです。まずは独学で始めてみて、必要であればスクールも活用してみましょう。
私の場合は3ヶ月間でWeb・DTPデザインを学ぶ職業訓練校を利用しました。無料で学ぶことができるので、対象の方は活用しましょう!

会社員かフリーランスか?
【結論】会社員を経験してからフリーランスになる
いきなりフリーランスになるのはリスクが高いです。最終的にフリーランスを目指すにしても、まずは実践学習のつもりで会社員Webデザイナーを経験しておきましょう。
私の場合はフリーランスになってからも、会社員時代の先輩に相談できたり仕事を紹介してもらうこともあるので、そういった繋がりは心強いですね!

【準備】必要なハード・ソフトを揃える
パソコン
【お悩み】MacかWindowsか? → 【結論】どちらでも問題ありません
WebデザイナーはMacというイメージもあるかもしれませんが、実際はWindowsを使っている会社の方が多いのが現状です。とは言いつつも、華やかな実績を持つWeb制作会社に限って言えば、デザイナーにだけはMacを支給される場合が多いも事実。
【お悩み】デスクトップかノートか? → 【結論】ノートがおすすめ
これは環境にもよりますが、自宅では ノート + 外付けディスプレイ で作業し、外出先にノートを持ち歩く、という形が個人的にはベストでした。特にフリーランスになってからは打ち合わせ先など外で作業をすることも多いのでノートを使っています。
グラフィックソフト
Webデザイナーが使うグラフィックソフトは基本的に次の3つです。
それぞれのソフトの使い所はデザイナーによって様々ですが、上記のように使い分けるデザイナーが多いのではないでしょうか。ソフトによって得意分野があるので、場面によって使い分けられるようになりましょう。
テキストエディタ
テキストエディタはコーディング作業で使用します。無料で使えるのでインストールしておきましょう。
私の周りではVisual Studio Code(ビジュアルスタジオコード)を使っている人が多い印象。

【学習方法】未経験からWebデザイナーになる
準備ができたら早速学習を始めていきましょう。
書籍
書籍は知りたいことがある時だけ手に取るようにします。Webデザインの参考は、結局ウェブ上で探すのが一番。まずは手を動かすことが最優先です。

資格取得
資格がなくてもWebデザイナーにはなれますが、未経験からWebデザイナーとしての転職を目指すならば資格はアピールポイントとなります。
- 色彩検定
- ITパスポート試験
- アドビ認定プロフェッショナルIllustrator/Photoshop
- WEBクリエイター能力認定試験エキスパート
期間を決めて集中して勉強する手段として資格取得も検討できます。

情報収集
《Twitter》最新情報をキャッチ
TwitterではWeb制作のトレンドから制作のノウハウまで色々な情報を得られます。制作会社や、クリエイター、クリエイター向けメディアのアカウントをフォローしておきましょう。
Twitterチェックを習慣にして、いち早く情報をキャッチしましょう!

《Pintarest》デザインのアイデアをストック
Pintarestとは、Web上にある画像を集めてボードに保存できるWebサービスです。
毎回案件ごとにボードを作ってアイデアを練っています。

《ブログ》最新情報・デザインチップス
Webデザイン関係のブログから情報収集をします。デザインだけでなく、ビジネス、マーケティングなど幅広くチェックしておきましょう。メディアサイトをまとめて読むならFeedlyを活用するのがおすすめ。
《Webデザインギャラリーサイト》デザインのトレンド・参考
Webデザインのギャラリーサイトをチェックして、デザインのトレンドをチェックしておきましょう。
《セミナー・イベント》モチベーション・仲間づくり
学習のモチベーションを維持できない方におすすめ。セミナーやイベントに参加してWebデザイナーを目指す仲間づくりにも。
デザイントレース
既存のWebサイトやバナーをトレースすることで、デザイン感覚を身につけることができます。
- デザインの引き出しが増える
- デザインの観察力を鍛えられる
- デザインのトレンドを把握できる
- マージンやフォントのサイズ感を身につけられる
- 制作ソフトを使いこなせる
スクール
講師にアドバイスをもらいたいという方はスクールを利用しましょう。
未経験からWebデザイナーになる【転職活動】
目標設定
Webデザイナーといっても働き方や環境は様々。ミスマッチを避けるためにも、転職前に『自分がどんなデザイナーになりたいのか』を明確にしておきましょう。
- 正社員デザイナー
- 派遣デザイナー
- フリーランスデザイナー
- 制作会社のWebデザイナー
- 事業会社のWebデザイナー
ポートフォリオ制作
Webデザイナーの転職活動にポートフォリオは必須です。オフライン環境での面接に備えて、紙に印刷したポートフォリオも持っておくと安心です。
転職エージェント
自分に合った転職エージェントを見つけて登録しておきましょう。
- リクルートエージェント
- レバテックキャリア
- dodaエージェント
- マイナビクリエイター
面接対策
未経験からの転職で、私が面接でよく聞かれたことをご紹介します。
- なぜWebデザイナーになりたいと思った?
- 一番アピールしたい作品、自分の色が出せた作品は?
- 得意なジャンルは?
- デザインをする上で心がけていることはありますか?
- インプットはどうしていますか?
- よく見るサイトはありますか?
- いま勉強していることはありますか?
まとめ
