- 映像制作
【ヤスリで簡単加工】DJI RS 3mini ジンバルスタビライザーにNEEWERショルダーストラップをつける
2025/08/12
2025/08/15

私が旅の撮影で愛用しているジンバルが DJI RS 3mini です。
今回はこのRS 3miniを、さらに持ち運びや操作性をアップさせるためのカスタムをご紹介します。
このコンパクトさと性能のバランスが、バイクで全国を走り回る私のスタイルに合っていました。


目次
カスタム後|DJI RS 3miniにハンドルとストラップを装着

使用したアイテムは次の2つ
DJI RS 3miniの使用感レビュー|女性でも扱いやすく大満足
実際に使ってみてまず感じたのは、とにかく軽いということ。RS 3miniはジンバルとしての安定性を保ちながらも、約850gという軽量設計。

私のように撮影と移動を繰り返すスタイルでも、長時間使っても腕や肩への負担が少ないです。
また、操作系がシンプルなのもポイント。初めてのジンバルでも直感的にバランス調整やモード切り替えができ、撮影のテンポを損ないません。


さらに、軽量ながらフルサイズカメラも搭載できるパワーもあるため、幅広い映像表現が可能です。
軽さとパワーのバランスが絶妙で、女性や力に自信がない方でも十分に扱えるのがRS 3miniの魅力だと感じています。
使わない時はリュックに収納でき、組み立て後もあまり目立たないコンパクトさが嬉しい!

DJI RS 3mini ハンドルとモニターをつけられるストラップがない問題
しかし1つ問題がありました。
基本的に一人で撮影しているため、カメラバッグや三脚で両手がふさがりがち。
そこでストラップをつけたいと思ったのですが、販売しているDJI RS 3mini用ストラップはハンドルとモニターの取り付けができなくなるという弱点が…。
例えば上記の商品。NATOポートの部分に取り付ける仕様なので、ハンドルとモニターアームがつけれなくなります…。


NEEWER ジンバルショルダーストラップをヤスリで削ってRS3miniで使用する
そこで選んだのが NEEWER ジンバルショルダーストラップ。ただしそのままではRS 3miniと干渉する部分があり、加工が必要でした。
NEEWER ジンバルショルダーストラップの付属品はこちら

そのままではグリップ部分の横幅が2mm程度広いため、途中までしか入らない!


加工手順1:削らない部分を布テープで保護
余計な部分を削らないために布テープや耐久性のある素材で何重かに保護。

加工手順2:金属ヤスリで削る
柔らかい素材とはいえ、金属ヤスリでも様子を見ながら30分くらいは削ります。

紙テープは全く意味がないことがわかったので、布テープに変更!この削り作業、結構大変!

加工手順3:削り終えたら取り付け


削りが下手すぎる、、!しかし、干渉せずにしっかりフィットしました!



これでモニターも使うことができ、ストラップで持ち運びもラクに。
バイク旅での撮影効率が大幅に上がりました。

おまけでUSB-C防塵保護キャップもつけてみた
DJI RS 3miniの側面にある RSSカメラ制御ポート(USB-C) は、個人的には使用頻度こそ少ないものの、屋外撮影では砂やホコリが入りやすい箇所。
私の場合、海辺や山での撮影が多く、気づけば端子部分に汚れが溜まっていることも。
そこで typeC防塵保護キャップを装着。これで雨や粉塵の多い環境でも安心して撮影できます。

ほんの数百円の小さなアイテムですが、アウトドア撮影では欠かせない存在です。SSDの差し込み口保護にも!

まとめ
DJI RS 3miniは、軽量で高性能なジンバルとして旅撮影に最適ですが、持ち運びや両手の自由度を考えるとストラップは大きなプラス。
NEEWER ジンバルショルダーストラップを少し加工することで、モニター運用+ストラップ持ち運びを両立できます。
今回のカスタムは工具と少しの手間でできるので、同じ悩みを持っている方はぜひ試してみてください。