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【完全解説】初心者向けソロキャンプツーリングのはじめ方【必要な道具と選び方】
2021/07/27
2021/11/13

ソロキャンプツーリングに必要な道具選びからキャンプ当日、撤収までを徹底解説します。

目次
1.ソロキャンプツーリングに必要な道具を揃える
キャンプ道具には安価なものから高価なものまでありますが、5万円以内と見ておきましょう。
初期費用はかかりますが、ツーリング先で毎回1泊5,000円の宿に泊まることを考えれば、キャンプ場であれば1,000円〜宿泊することができる上に、場所によっては無料という点で経済的にも魅力的です。時間にとらわれず自由に行動できるところも魅力ですね。
ソロキャンプツーリングの道具選びには押さえておきたいポイントがあります。
- 軽いこと
- コンパクトになること
バイク関係
まずはキャンプ道具を積めるようにバイクのカスタムから。リアボックスやサイドバッグを検討してみましょう。
- リアボックス/ホンダ純正 ラゲ-ジボックス
- サイドバッグ/ドッペルギャンガー ターポリンサイドバッグ 40L
- センターキャリア/エンデュランス マルチセンターキャリア+センターキャリアバッグセット
- ワイヤーロック/TSAロック 南京錠4桁ダイヤルロック+ワイヤー
- 固定ベルト/ROK straps MCストレッチストラップ
- ツーリングネット
また、移動中の雨に備えておくことも大切です。
- カッパ
- 防水グローブ
- シールド撥水スプレー/ヤマハ ヘルメットシールド撥水剤 100ml
- ツーリングネット
テント
ソロキャンプツーリングのためのテント選びのポイントをご紹介します。
- 重量の目安は2〜5kg
- 収納サイズの目安は60cm以内
- 設営が簡単

寝袋
ソロキャンプツーリングのための寝袋選びのポイントをご紹介します。
- 収納サイズがコンパクトなマミー型
- 暖かさ、軽さ、コンパクト収納優先→ダウン、価格優先→化学繊維
持ち物チェックリスト
先に紹介したもの以外にも、あると便利な道具を含めて、持ち物チェックリストを作成しました。ご自身のスタイルに照らし合わせて必要なものを準備しましょう。
- テント
- 寝袋
- マット
- イス
- テーブル
- ランタン・ヘッドライト
- ピクニックシート(設営時の一時置き場用)
- 保冷バッグ
- バーナー
- クッカー
- 調理用トング
- ナイフ
- マグカップ
- 箸
- 焚き火台
- 薪用トング
- グローブ(軍手)
- チャッカマン
- 着火剤
- 薪(キャンプ場で購入)
- 鉄板用たわし
- 食器用スポンジ
- 洗剤
- ペーパータオル
- ウエットティッシュ
- 無洗米
- 油(鉄板の手入れ用に少々)
- クレイジーソルト(なんでも美味しくなる万能調味料)
- 粗挽き胡椒
- インスタントスープ
- ドリップコーヒー
- 着替え
- タオル
- 洗面用品
- 日焼け止め
- 保湿クリーム(焚き火乾燥対策で必須)
- 虫対策
- サンダル
- 財布
- 携帯電話
- モバイルバッテリー

2.キャンプツーリングの計画を立てる
キャンプ場選び
景色の良い場所でソロキャンを楽しみたい!というのはもちろんですが、初心者の方はまずキャンプ場のホームページをしっかりチェックし、次のことをポイントにキャンプ場を選んでみましょう。
- 予約可能なキャンプ場であること
- テント脇にバイクを駐車できるオートキャンプ場であること
- 日が暮れる前に無理なく到着できる距離にあること
- 常駐スタッフのいる管理棟があること
- トイレ・シャワー・炊事場などの設備が充実していること
- キャンプ場周辺に食材の買い出しをできるスーパーを見つけておく

ルート選択
ルート選びはナビアプリを活用しましょう。
- Google マップ
- Yahoo!カーナビ
- ツーリングサポーター【有料】
私がそれぞれ実際に使ってみて、おすすめしたいのが『ツーリングサポーター』です。バイク専用ナビというだけあって、他のアプリにはない機能が豊富です。
- 音声案内が充実しているので安全に走行できる
- 案内画面が見やすい
- 二輪専用駐車場が検索できる
- 排気量別のルート検索ができる
- 景観を優先したルート検索ができる

3.キャンプツーリング前日までに
バイク点検
出発までにバイクの点検も行っておきましょう。
- ブレーキ・ペダルの効き具合
- ブレーキ液の量
- エンジンオイルの量
- 点灯装置および方向指示器
- タイヤの空気圧・状態
- 冷却水の量
- エンジンのかかり具合・バッテリー液の量
- 減速・加速の状態
- 運行において異常が認められた箇所
- チェーンの緩み
積載
キャンプ道具をバイクに積むのは、前日に行っておくのがおすすめ。いざ積んでみるとバイクに乗せきれない、固定具が足りないという場合もあります。


4.キャンプツーリング当日
いよいよキャンプツーリングへ出発!道中では休憩を挟みつつ、荷崩れを起こしていないかも合わせて確認しておきましょう。

買い出し
キャンプ場に着くまでに食材の買い出しを忘れずに。キャンプ場周辺のスーパーはキャンプ用の食材が豊富だったり、地元ならではの食材が手に入ったりするのでキャンプ場周辺で買い出しをするのがおすすめです。

チェックイン
キャンプ場に着いたらまずは管理棟でチェックインの手続きをしましょう。支払いを済ませキャンプ場の利用案内を受けたら、早速設営へ。

設営
区画サイトであれば指定の区画に、フリーサイトであれば次のことをポイントに設営場所を決めましょう。

- 水場が近いか
- トイレが近いか
- 地面が平らかどうか
- 川辺に近すぎないか
- 天候が気になる場合は水はけがよいか
- 強風の際はテントの出入り口が風下に来るように

キャンプ飯
調理は完全に暗くなる前に始めると準備に手間取らないのでおすすめです。「外で食べればなんでもおいしい」というのはソロキャンでも同じ。簡単なものから徐々にレベルアップしていきましょう!

- BBQ
- 鍋
- レトルトカレー
- カップ麺

たき火
焚き火は必要な道具を揃えてから、キャンプ場のルールをしっかり確認して行いましょう。薪を購入できるか、灰捨て場があるか確認しておきましょう。

- 焚き火台
- 薪用の長いトング
- グローブ(軍手)
- チャッカマン
- 着火剤
- 薪

- 強風時の焚き火は危険
- 緊急消火用の水の入ったペットボトルを準備する
- 火の粉が飛ぶため焚き火に近づきすぎない
- 火が消えるまで焚き火から目を離さない
就寝前のテント周りの点検
盗難防止のため、キャンプギアはテント内に仕舞うか前室に入れておくなどして、外に置きっぱなしにすることは避けましょう。

5.キャンプツーリング撤収日
テント周りの点検
朝起きたらまずバイクやテントについた結露を落としておくのがおすすめ。出発までの時間で乾かしておきましょう。

朝食
撤収日の朝は、火を起こさずガスコンロやバーナーだけで簡単に作れるものがおすすめ。
- ホットサンド
- インスタントスープ

撤収
撤収のポイントは『来た時と同じ状態になっているか』ということです。炭が残っていないか、動かした石も元の場所に戻しておきます。
- 洗い物を済ませて乾燥させておく
- テント内の荷物を片付けてバイクに積む
- テントを乾燥させる
- 〜コーヒータイム〜
- テントを畳む


6.キャンプツーリング帰宅後
キャンプツーリングから帰ったらその日に道具の手入れも行います。大切なキャンプ道具をカビやサビから守りましょう!
テントと寝袋を乾燥させる
朝キャンプ場で乾かしただけでは不十分な場合、帰宅後にもしっかり乾燥させてましょう。湿ったまま放置してしまうと、カビの原因になります。
調理道具を洗う
キャンプ場で洗いきれなかった道具を自宅で洗います。鉄板は通常の食器用洗剤はNGです。水洗い後は空焼きをして水分を飛ばし、油を薄く塗って保管しましょう。
補充・充電
忘れないうちに電池・バッテリーの充電、使い切った消耗品の補充もしておきましょう。
まとめ
今回はソロキャンプツーリングのはじめ方をご紹介しました。ソロでのキャンプツーリングはファミリーキャンプやマスツーリングとは違った魅力があります。時間にも人にも気を遣うことなく、自然の中で自由な時間を満喫しましょう。